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国際的なAIコンペティション「Kaggle」で弊社データサイエンティスト廣井が金メダルを獲得

2022年10月5日 お知らせ

矢崎総業株式会社AI・デジタル室は世界最大級のAIコンペティションプラットフォーム「Kaggle(カグル)」にて開催された「American Express - Default Prediction」において、弊社所属のデータサイエンティスト廣井利希を含むチームが4875チーム中5位となり、金メダルと、「Kaggle Master」の称号が授与されました。

■コンペティションの概要と成果 本コンペティションは、American Express を題材にしたクレジットカードの返済有無を予測する、2値分類のテーブルデータの精度を競うというものでした。廣井を含むチームは、多様性のあるモデルを複数組み合わせることで精度を向上させ、過学習を防ぐための工夫を行いました。 具体的な手法は以下の記載の通りです。 (https://www.kaggle.com/competitions/amex-default-prediction/discussion/348097) その結果、4,875チーム中5位という成績をおさめました。また、本コンペティションの結果により廣井は、コンペティションで金メダル1つと銀メダル2つの計3つのメダルを獲得すると取得できる「Kaggle Master」の称号を得ました。 AI・デジタル室では、AIやデジタル知見と矢崎グループのアセットを活かしたサービス企画・開発を行っております。今回のコンペティションでKaggle Masterとなった廣井は、矢崎デジタルタコグラフの運行データと実際の事故データでAIモデルを構築した運転診断アプリケーション「TRUE SAEF」の開発チームでデータアナリティクスをリードしています。 『TRUE SAFE』サービスサイト https://www.yazaki.ai/service/drive/

■廣井さんコメント AI・デジタル室では、エンジニアは稼働の10%を自己研鑽に使うことが推奨されており、社内サーバーも利用ができる為、組織としてKaggleに取り組みやすい環境になっています。また、業務ではフルスタックチームのメンバーとしてより実践的なAIモデル構築に携わっている為、力がついていると感じています。この経験を活かし、より良いサービス開発ができるよう更に努めたいと思います。

■矢崎総業株式会社AI・デジタル室について 矢崎グループは、主力商品のワイヤーハーネスを提供する自動車機器事業、商用車向け車載機器を提供する計装事業、電線・空調機器・太陽熱利用機器・ガス機器を提供する生活環境機器事業を展開し、ワイヤーハーネスは世界トップクラスのシェア、商用車向け車載機器(デジタコ・ドライブレコーダー)でも国内トップクラスのシェアです。AI・デジタル室は、矢崎グループが持つモビリティデータ、工場データ、エネルギーデータの膨大なビッグデータをAI等の最新技術を活用して、社会課題を解決する新たな価値を創造します。 AI・デジタル室コーポレートサイト https://www.yazaki.ai/

■Kaggleについて Kaggleとは、企業とデータサイエンティストを繋ぐ世界最大のプラットフォームです。企業や研究者から投稿された課題を題材に、世界中のデータサイエンティストが集結し、最も性能の高いAIを競います。Amazon社やFacebook社など名高い企業も参加しており、世界規模でも有名なコンペティションです。精度の高いモデルの作成に成功したサイエンティストにはメダルや賞金が授与されます。

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