
母体が大きく安定した会社の社内ベンチャーで腕を振るえるのは、
エンジニアにとって理想的な環境です
DX事業推進部 圖師 秀幸さん
入社前の経歴について教えてください
2013年新卒でSIerに入社。銀行向けのシステム開発に携わり、最後の2年間は研究開発の案件を担当し、大学院で画像認識の研究をしていたこともあってAIの開発に携わっていました。矢崎総業にデータサイエンティストとしてジョインしていますが、ずっとAIの研究に従事していたわけではなく、キャリアの大半はアプリケーションエンジニアでした。
なぜAI・デジタル室に入社を決めたのですか
私が矢崎総業に入社することになったきっかけは「CDLEハッカソン2019」への参加です。矢崎が提供するデジタコデータを使い、1カ月かけてソリューションを作り、「矢崎賞」を受賞しました。事故の低減がテーマで、トラックドライバーに対して運送経路上で休憩可能な場所をレコメンドするソリューションを、5人のチームを率いて作りました。
矢崎賞を取ったメンバーが矢崎から食事に誘われ、その席で、AI・デジタル室の矢﨑 航室長(※1)と話をする機会がありました。とてもフランクな会話を通じて、矢崎総業は楽しく働けそうな会社だと感じ、転職しました。
※1 2019年時点では、矢﨑航取締役が室長。現在は戦略事業担当役員としてAI・デジタル室を統括
AI・デジタル室に転職して、どんなことを感じていますか
矢崎総業は、歴史あるグローバル企業でプライベートカンパニー。でも、AI・デジタル室の人たちは、イメージしていた人たちとはまるで違って、ベンチャー企業の人たちみたいです。SIerでの仕事はお客様ありきで、自分がやりたいことがあってもハンドリングできないもどかしさもありましたが、矢崎では自社のサービスだから自由に開発ができます。母体が大きく安定した会社の社内ベンチャーで腕を振るえるのは、エンジニアにとって理想的な環境ではないでしょうか。