
「意思決定のスピード」「裁量権」「スキルセットのダイバーシティ」を備えた、新規事業開発に適した組織体
DX事業推進部 ビジネスインキュベーションチームリーダー 山本 英幸さん
入社前の経歴について教えてください。
現在0→1の新規事業開発をメインで行っていますが、キャリアのスタートはエンジニアでした。日系大手企業でソフトウェアの設計開発、プレセールエンジニアとしてアジア・ヨーロッパ・北米の海外市場開拓、シンガポールに駐在し東南アジアのエンジニアリードといった仕事に励んでいました。
技術主体で仕事をしていく中で、イノベーションや売れるサービスを生み出すには、技術だけでは足りないという実感が芽生えました。技術は重要ですが、あくまで手段であるため、世の中のどんな課題を解決しどんな価値を生み出すのか、サービスの根幹の所から考えたいと思い、新規事業開発に取り組むことにしました。
まずは、メガベンチャーに転職し、タクシー配車アプリの走行データを活用した需要予測AI事業を立ち上げました。その後よりデータビジネスを追及したく、AI・デジタル室に転職します。デジタコデータを始めとした豊富なデータを保有し、資金面の安定感もあること。また、意思決定が速くスピード感のある組織が事業開発に適していると考え、入社を決めました。
入社後はどんな業務をしているのですか。
0→1の新規事業開発に取り組んでいます。「Fail Fast, Fail Smart」というValueの通り、様々なアイデアを出しては検証し、推進する事業を絞り込んできました。現在はAIを活用した一般乗用車向けの交通安全サービスの立上げなど、国内外で複数の事業開発プロジェクトを兼任して進めています。
AI・デジタル室の組織についてどんなことを感じていますか。
実際に仕事をする中で改めて「意思決定のスピード」「裁量権」「スキルセットのダイバーシティ」の3点がAI・デジタル室の武器だと感じています。
事業開発する上でスピードは非常に重要なため、フラットで意思決定が迅速な組織体制には満足しています。またゼロベースで何を課題と設定し、どういう方向で進めるか検討する裁量権があるため、仕事を進めやすく自分のやりがいにつながっています。チーム作りも柔軟にできるのが魅力です。例えば、社員だけでなくその領域のエキスパートであるフリーランスの方も含めてチームを組成しています。多様な人材を活用しスキルセットのダイバーシティを上げることで、事業開発の成功率も高まりますし、異なるバッググラウンド、新しい価値観を持った人材から刺激を受けることもできます。
答えがわからないものを検証しながら形にしていくことが好きな自分にとって、AI・デジタル室は仕事が進めやすい環境です。これからも世の中に新しい価値を生み出すことを追求していきたく思います。